根釧の旅路 其の三


9月22日(火)

根室の朝。
車中泊を含め3泊4日目、ここまでくる機会もそうないと自分に言い聞かせ、AM4:30起床。
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ウサギアイナメを考えると太平洋側の花咲港に行ってみたいところだが、まだシケの影響がありそうなので、ホテルから車で5分の根室港に行ってみた。

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ざっと港内見てみると、釣り人がいるにはいるが、みな岸壁でサビキをしている。
他はおそらくカレイ狙いの投げ釣り師が2人程度いただろうか。
サケはいない。
サケ釣りが行われていない場所を選定しているので当たり前ではある。

朝まずめというのに、ルアーロッドを振っている人は誰もいない。
この時点で、「違うんだろうなー」とは思ったものの、割とライトなリグでやってみる。潮通しがよさそうなところは無反応。

岸壁に戻り地元のサビキ釣りの爺様が長方形のタライに魚を入れているのをのぞくと、小型のガヤ、クロソイがけっこうはいっている。
尺近いガヤもあった。しばし見てると、サビキの竿が大きくしなっている。
が、焦る様子もなく爺様はのんびりとした動作で竿をあげると、なんと!
ガヤがサビキ針に4尾ついている。「ガヤのぼり」ははじめてみた気がする。
おそらくこの爺様は食料として釣っているようだった。

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なんとなく意地でキャストによって釣ってみるも、やっぱり小ガヤだった。
その他にギスカジカを1尾釣ったが、どうもウサギアイナメは釣れそうもないので6:00頃に納竿した。

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ホテルねむろ海洋亭は素泊まりで予約をとったが、朝食の評判がよいので別途朝食券を買った。
花咲ガニの雑炊や勝手丼を中心にオーソドックスな朝食おかずが並び、一品一品の出来がいい。
根室の他のホテルはわからないが、ここが好評価なのは理解できた。



ホテルを出てすぐ、魚屋に入る。サンマを箱買いし、実家二軒と我が家に送るのだ。

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店内を見ていると、見慣れないソイがある。アオゾイだ。
黄色いがシマゾイとは明らかに違う。
かなり深場でしか釣れないため船釣りの魚ではあるが、希少なソイである。
思わず画像一番上の750円のアオゾイお買い上げ。

今日は帰宅の日で、特段大きなポイントは設定していなかったので、根室駅沿線を通過し、釧路方向に戻る。
背の高い樹木より草原が目立つ。車のCM撮影にいかにも映えそうだ。寂れた鉄道も風情がある。

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防波堤造成工事中の落石港を見るなど、休憩を多めに挟みつつ11時頃に浜中町に入る。
このペースだと帰宅が帰省ラッシュとぶつかりそうだったため、港に寄ってみる。
2人で最初からガルプをつけて探ってみるが、海水が泥色で砂が相当はいっているのがわかり、日差しも強すぎたので数十分で何事もなく撤収した。
ここあたりはそれこそサケ釣りにいい場所と思う。思い返せば、どうせ竿を出すなら霧多布港のほうにしたほうがよかったかな。

釧路をまたぐ道中、わたしは完全に寝ていた。
嫁運転に全てを委ねるのはわたしにとっては珍しいが、早朝起きたのが効いた。
嫁曰く自業自得也。

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ぼやっとしていると、釧路湿原展望台に到着。
有料の展望台に上ってみるが、中身からすると、ちょっとお高かった。

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無料の遊歩道に気軽に入ってみるが、これがちょっとしたハイキング。

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2.3kmほどのアップダウンで、蚊も至るところにいて、最終日の内容としてはハード。

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快晴のため湿原全体を見渡せたのはよかった。

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さらに歩行後に食べるソフトクリームの強烈なスパイスになったのは結果的にはよかった。
でも一生いくことはない。

白糠の道の駅の混雑ぶりを尻目に、白糠港に寄って最後に一勝負と頭をよぎるが、
それをすると、自業自得と帰路の運転を代わってもらえなそうなので止む無くスルー。
白糠ICからしばらくは緩い渋滞で60km走行。
千歳から北広島の高速は混んでそうなので、追分ICで高速を降り長沼方面から帰宅した。

行程全体で長時間の渋滞や行列に巻き込まれず、割とゆったり動けた道東旅行だった。
ただ1人運転では途中で長時間の休憩を入れていたことは間違いない。


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帰宅後、クーラーに入れておいたアオゾイと、早速届いたサンマを刺身でいただく。
トバや乾物シシャモも買い込んでいたので、当分は余韻に浸れそうだ。
完。

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根釧の旅路 其の二


9月21日(月)

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起きてみると予報とは違い快晴もいいところで、Tシャツ日和。
勝手丼で知名度のある釧路駅前の和商市場に行こうと思っていたが、混雑を考えて変更。


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釧路西港エリアの「阿部商店 鮭番屋」に行ってみた。
ここは魚屋で魚や丼を注文し、隣の番屋で炉端形式で焼きつつ食すスタイルとなっている。

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店員数不足で会計を済ますまでと席に案内されるまでやや時間がかかったが、シシャモとイクラ丼が実にうまかった。
焼き担当の店員がいて、うまく焼けない人も手伝ってくれる。
なお番屋内は炭火のため灼熱状態となっていた。


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食後、釧路湿原展望台へ行こうと車を走らせる。
しかし、53号と38号がクロスするあたりで渋滞に巻き込まれる。
湿原は後回しにして反転、釧路を出る。



44号を東進し、厚岸着。
国道右手のセイコーマート奥のお店に立ち寄る。

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森高牧場でソフトを食らう。
さっぱり系の味。
暑かったからか、初老男性のみと思しきグループもあり。

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厚岸の道の駅は駐車待ちの様子が見て取れたのでスルーし、123号線という海寄りの道を進む。


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琵琶瀬展望台は快晴であることもあり道東ならではの景色を楽しめた。

霧多布入りし、サンマ丼や寿司で有名な「寿司ひらの」に寄ろうとするが、店外まで客が並んでいたので一旦パス。どこまでも行列は嫌いなのだ。

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霧多布岬まで出てみると、小高い丘のうえにキャンプ場があった。
絶景ではあるが、徒歩圏にレジャーポイントはなくなかなかキツそうな立地だ。
チキウ岬を見て育った、といったら大げさだが、ともかく断崖慣れしているのでこれといった所感はなし。


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帰り道、寿司ひらのの駐車場空きがあったので入ってみる。
今回旅行で一番待たされたが、完成度の高い寿司、サンマ丼にありつけた。
振り返るに、この日の朝・昼の食事が最高だったな。すこし待った甲斐はあった。

霧多布神社の祭が近いらしく、市街地はルパン3世(浜中町は作者モンキーパンチの故郷)の案内と神社の幟で壮観だった。
霧多布を出てからは「道の駅スワン44ねむろ」までタンチョウを2度ほど観れた他は特筆事項なし。

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根室の道の駅についた時点でも、半袖姿の人が目立った。普段はもうこんなに暑くないと思うが。

するすると根室市街入りし、「ホテルねむろ海陽亭」に早めのチェックインをした。
このホテル、安いのだが部屋の広さや接客、立地など、全く不満がなかった。
実はこの宿は数日前にたまたまネットで予約できたのだが、おそらく天気予報を見てキャンセルした人がいたのだろう。
なかなか空きは出ないらしい。


夕まずめ、もとい夕暮れ時の納沙布岬を見に、さらに東進する。

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この岬で他と違う点といえば四島返還色が強いことだろうか。
北方領土が確かに見える。

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なお、灯台の裏へ回るとイキナリ小屋があり、中におばちゃんがいた。
野鳥観察小屋とのことだが、ドラクエ1の「まほうのかぎ」の入手方法を思い出した。
(マップのヘリの裏手を進むと小屋があり、カギを売っている)



さて・・・。

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日も沈んだし、まだ時間がある。岬の近くの温根元港へ。
太平洋側はシケ後の影響がありそうなので裏のエリアのチョイスとなった。

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北防波堤のゴメを蹴散らして先端部に進みワームを投げてみる。が、一切反応なし。
穴釣りの時間でもないので、やむなく街灯下エリアでやってみる。


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そのうちに掛かると、やっぱりガヤ。

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ガルプを使った嫁も、掛けるのに苦労していたが、小型のクロソイ、ガヤをヒット。
水面まで浮いて来るし、数自体はやたらと居た。
サイズは変わらず、15尾程度釣って納竿した。
潮通しのよさそうな先端部に魚っ気がなく、知らない地域の釣りの難しさを感じた。
ルアーというかワームを使っている人影や形跡もみられなかった。

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ホテルで一休みしてから、根室市街の炉端「俺の家」に行ってみる。
ホテルは根室市役所の隣の立地で、坂を下るとすぐイオンがある。
その先の港方面が繁華街になっている。

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店は炉端で割と有名なところだが、この日はタイミング悪く入店の20:00頃には、すでに料理の食材がほとんど無くなっていた。それでもサンマの塩焼きや花咲ガニの吸い物はうまかった。しかし割高だったことも確かだった。

根室の夜は早く、22:00前には深夜のような雰囲気になっていた。
さて、疲れもたまってきたところで、朝、港を見に行くかどうかが問題だ。


其の三に続く。

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根釧の旅路 其の一

SWといえばSW(シルバーウィーク)よりもSW(ソルトウォーター)で変換されるのが釣り人。
津波や台風接近で太平洋側波4m、さらに雨の連休スタートでしたね。

SWを使い、これまで一度も足を踏み入れたことのなかった、釧路、根室に行ってみました。
釣り成分は少なめですが、今後、根室釧路に釣りに行く場合のプレゼン資料(?)として3泊4日の旅路をまとめます。
テーマは「食」と「混雑回避」。釣り竿はロック用スピニング2本、嫁と2人旅で運転は交互。


9月19日(土)

札幌は雨。明日は釧路のビジネスホテルを取っている。
明日朝スタートでは渋滞に巻き込まれそうだったので、21:00すぎに出発。
札幌南ICから、PAに寄りつつ道東道を走る。
高速後半から嫁運転にしていたところ、白糠ICまで高速のはずが、ナビに従って浦幌ICで降りてしまった。
車は今年4月納車でナビが3/29延伸開通の白糠ICを認識していなかったようだ。

浦幌IC~白糠ICが出来たためか、下道は全くもって車を見ない。
雨足はこのあたりがもっとも強く風もある模様。

日付が変わるあたり、いるいるわ。
エゾシカの群れ、道の脇にいたり、前方を数頭渡って行ったり。
キツネも申し訳程度、道ばたを歩いてました。

午前1時ころ、白糠の道の駅で車中泊。
車を止めるスペースは残り数台分というところで、賑やかな中の就寝。

9月20日(日)

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朝は7時ころ、周囲の動きにあわせて起きる。
すでに深夜時とかなり車が入れ替わっていた。

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今年中に道東道はさらに延伸される、そうすると白糠の道の駅もこの賑わいは見られなくなってしまうのだろうか。

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9:30開店の、道の駅併設の「むーんらいと」の豚丼を食す。
開店時間までの待ちは、車中泊での腰の疲れもあり、長く感じた。
海岸を見ながら待っていたが、海岸は波高く、荒れていることもあり、太平洋特有の黄土色の海の色。

さて豚丼だが、嫁はさほどの評価をしなかった。わたしはタレの味が好みだった。
わたしは豚丼はB級グルメに分類している。B級グルメの枠組みでいえば、充分と思う。
海産物などのA級と対等に扱うのはフェアではないと言っておいた。

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天候は予想外の晴れとなり、気温はグングンと上昇した。
道の駅から釧路動物園につくころには半袖でちょうどいい日差しに。アルパカもぐったり。

一般的な見どころとしてはシロクマになる。芸達者でギャラリーも園内最多だった。
シマフクロウやタンチョウは他ではなかなか見られないのだが、人出はあまりなし。
この釧路動物園、空きの飼舎が多かった。
オリジナルグッズもあまりなく、旭山や円山が集客、商業的に偏りつつあるように思われるのとは対照的。


動物園を出て、併設の山花温泉にいく。
入園料と入湯料がセット売りになっており、割安だったのと、車中泊からの動物園散策での汗を流したかったため。
お湯はさっぱりとした泉質で、快晴の中の露天風呂もよかった。
マッタリしてスッキリしたところで、釧路市街へ移動する。混雑なく快適ドライブ。

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市街中心部のパーキングに車を停め、昼食はこれまたB級グルメのスパカツの有名店に行ってみる。
釧路川の近くにある「レストラン泉屋本店」。スパカツは正直いって家庭でも作れる料理だが、アツアツの鉄板に載るスパカツは迫力があった。

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釧路川の護岸はよく整備されていて、ランニングしている人も。川は荒れた後で木や草が浮いており泥水色の日。
釧路川にそびえる「フィッシャーマンズワーフmoo」、中は土産屋が中心。
ちょっと異質なのが、ハローワークなどの求職系のテナントがいくつも入っていること。
観光客が来るところと、求職という地元の生活に密着しているところは分けてあることが多いなか、かなり珍しい作りになっている。

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施設内でも異彩を放っていたものがある。
ケガニのUFOキャッチャー
ビニールの袋などが取り付けてある。観光前半のわれわれはもちろんトライせず。


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秋は日が沈むのが早い。ホテルにチェックインしてしばし休憩。
晩飯にありつくため、あえて繁華街のほうではなく、釧路駅方面に歩く。
釧路駅から釧路川までがメイン通りのようだが、大き目の廃ビルがやたらと目立つ。
壁のコンクリが剥がれているものもあり、景観を損ねていた。
郊外はイオンもあり、中央分離帯のある道が多く、どことなく苫小牧に似た雰囲気なのだが。
中心部が空洞化してしまうのはわが地元室蘭も近いものがある。地価の問題が大きいのか。

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釧路駅の西側にある、昔ながらの定食屋「むらかみ食堂」に。
さっそく焼きサンマ、ホッケを注文。いまやホッケもA級グルメだ。と思う。
常連と思しきお客さんと会話になり、さらに奥のお客さんの薦めで、食べたことのない「クジラの尾肉」の刺身を注文した。くせのない脂で、トロのような食感で美味だった。なお7切れで一皿700円也。
奥のお客さんは調査捕鯨の会社の社長で、ちょうど店に入荷したばかりの品だったとのこと。
明日は根室に行くと話すと、国道ではなく海沿いの道を薦められた。取り締まりも薄いとのことだった。

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さて明日も早く動くし今日はベッドに寝れる、と部屋でまんじりしてみるが、やはり海に行きたい。
ぐったり寝れそうな嫁を置いて、港に行ってみた。
西港はいろいろ大変そうなので、東港の埠頭に出てみたが、この日に見た限りではどこにも釣り人なし。
日中通ったときはサビキの人もいたが、とにかく誰もいない。
津波の後だし、海面は流されてきたゴミがまだ漂っている。ワームを振ってみたが、やはり反応なかった。

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今回泊まった「ホテルエリアワン釧路」、なんと(?)いつもよくいく「釣具センター」の釧路店隣であった。上記の地図はお店でもらったもの。

札幌を出てからまだ渋滞や行列はなし。

其の二に続く。

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秋なまず 乗らず悶える トップルアー

去年は8月も活動していたのですが、今年は最初から釣り休みと決めて1か月ほどインドアしておりました。
一か月ぶりに9月5日に止水エリアでナマズ釣りに出かけてみましたが、夜の水辺はやはり不気味。

トップルアーの反応は思っていたよりもありますが、一定のエリアだけです。
ルアーがひっかかり、外すために水に手を浸すと、おや??
ぬるま湯なみに暖かい。


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どうやら排水の影響のようですが、この恩恵にあずかり、1尾仕留めました。
測りませんでしたが40cm前後でしょう。



4~5回あったバイトのうち、最も控えめなバイトが針がかりした感じです。
しかし唯一はっきりと針にあたった感触があったバイトでもありました。
針にあたらないバイト(主にルアー後方10~15cmあたり)はいくら反応あっても、どうしようもないですね。


しばしの間、小説やゲーム、海外DVDなどで時間をつぶしていました。
なかでもゾンビパニックモノである「THE WALKING DEAD」(ウォーキングデッド)をシーズン5まで集中的に観てました。
夜の森の中や廃屋を彷徨いつつゾンビに襲われ続けるシーンの連続で、視聴後には、ただでさえ薄気味悪い淡水の夜釣りがさらにハートにくる(心臓への直接負担的な意味で)シリーズとしてイチオシです。
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なお、ストーリーが進むにつれ、「人間が一番怖い」ということになっていくのですが、釣り人にとってみても、実際その通りかもしれませんね。



例年のごとく私は鮭釣りはナシの方向ですので、シルバーウィークに釧路に行こうとしている程度で、まだまだアウトドアは準オフシ-ズンが続く見込みです。


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