浜厚真漁港にて

お盆にいくつも港を回った際に見たある光景。

浜厚真漁港内の立入禁止フェンスに複数の「御供養」と書かれたお供えの花が置いて、あるいは差してあった。

この事実に、思うところが大いにあった。


ここは知られていながら語られることの少ない場所と思う。
現在、海にせり出した柵が設置されており、内部での事故の責任は一切負わない旨の但し書きがされている。



ここはいつ事故が起きても不思議はない。
誰がいつ付けたか分からない強度不明の物にテトラ上で体を預ける。
さらに外海の高波から無防備。
なぜ苫小牧沖防船渡しが再開されないか?を想像したうえでも危険度が窺い知れる。
(渡し中止も死亡事故が契機。http://www.geocities.co.jp/Outdoors-River/7168/h15okiboutyuusi.htm昭栄丸さんのHPより「苫小牧東港沖防波堤中止について」

同じ水域のボート転覆死亡事故も記憶に新しい。
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/12/12/20091212e_01.html
室蘭民報より。釣り開始当初は凪だったというのだから恐ろしい。



懺悔になるが、昔はこの奥に行っていた。とっくの昔に時効となるくらい前になる。
そして少なくとも2005年時点ですでに、釣り仲間内や釣り具店では、知ってるけど行くべきでない場所、という扱いだった。
その主な理由は「そこで釣っても自慢にならない」だった。
正直に言うと、20代の頃の自分は反発する気持ちもあった。(すみませんでした。)
が、今は納得している。


さらに以下の記事を見つけたので抜粋させていただく。
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「ほっかいどうの釣り情報サイト釣り友」さんより、北海道アングラーズペンクラブ2014年記事
http://www.tsuritomo.net/dantai_news/angler/angler_top.html
2013~2014 北海道の釣りと魚と環境、この一年<中>
氷上ワカサギ釣りでの一酸化炭素中毒、海や川での転落、北海道で起きた釣り関連事故を調べたら20人も死亡していた。

(以下、抜粋)
海中への転落による死亡事故は7月に、石狩市の濃昼漁港、苫小牧東港の浜厚真、
9月に石狩湾新港、知内町の中の川漁港、森町の砂原漁港、11月に浦幌町の厚内漁港、12月に釧路東港で起きている。
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比較的安全と思われる港ですら、高い頻度で死亡事故が起きていることに驚かされる。
そして当然、皆、自分が当事者になるとは思っていなかったと思う。

008.jpg


釣れるからええねん、から、
釣れなくてもええねん。


いったん釣り休止期間を経て、そう思うことが多くなった。




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