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今年の重大ニュース 栗城さん逝く

やっちゃん

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ついに北海道も雪が降りはじめ、山々も白い冠をいただくようになった。

雪山を見て、今年5月、エベレストで栗城さんが滑落死したことを振り返るに至った。



登山をするわけではないので、登山自体について語るほどのものは持ち合わせていない。
知らない人はウィキペディアで。
栗城史多 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



栗城さんはエベレストに何度も登頂しようとして失敗し、8度目に亡くなったのだが、

そうなる前もしくは並行して活動していた経歴を一部知っていて、

その活動は経歴上なかったことにしていたことを知っていた。



滑落死は、麻雀で喩えると「ノーテンリーチ」であり、スタイルを変えない限り来る必然だったと思っている。

最初からアガる見込みがないが、オリられない状況に身を置き、場に居続けた結果。



そもそも登山キャリアとして公表していた内容が、素人目ですらどう控えめに表現しても誇張、平たく言ってフカシである。
少しでも中身に関心のある人にはすぐにバレてしまうのに、あたかもその道のトップランナーかのように見せていたのだが、どう受け取るかは受け取り手次第というか、そこに特に思うところはない。


むしろ、栗城さんは、バカがつくほどまじめ、愚直に、折れずに生きた人だと今は思う。


エベレスト登山の方法自体が、土台無理な内容で、
一部から失敗前提の「下山家」と揶揄されていたなか、毎回スポンサーを集め、
作ったか作られたかすら混然としていたかもしれないが、ともかく、
セルフプロデュースした「栗城史多」に殉じた。


こんなことは不真面目な人にできるものではない。

普通、スポンサーの手前、登頂行程を盛り上げるが、危険の少ない範囲で中止するように行動し、回数を稼ぐのが興行と思う。
もしくは、全てから逃げて、また別のセルフプロデュースしたストーリーができそうなキッカケを探すような輩が大半だと思うのだ。
わかりやすい例でいえば、ショーンK、釣りでいえば元バスプロの夜逃げした釣具屋なんかもいた。

しかし栗城さんは指の大多数を失いつつも、どんどん難易度を上げた行程にしていた。


栗城さんには、積み重ねた地道な練習や本当の実績はなかった。
見栄などはもはや通り越していて、理屈はないが、できる、と自分を追い込んでいったのかもしれない。
そういう意味では、先にノーテンリーチと書いたが、自身はアガり目があるとの思いがあったのか。


「栗城はホラを吹いてるうちに神輿に乗せられ、その気になって、降りれずに自滅した」、という論調が多いのだが、それには同意したくない。

純粋に、ブレることなく、自らに課し、また、課せられたストーリーと真剣に向き合い、生き切ったのだと、思う。


賛美したいわけでも非難したいわけでもない。
ただ、その生き様は、簡単に否定されるべきものではない、とだけ言いたい。


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Posted byやっちゃん